2012年11月14日水曜日

ペットショップ問題

アメリカの大統領選が始まるちょうど一週間前のこと。
LAで決まった条例があります。
これがペットショップ、その他の小売商店、商業施設で、営利的に繁殖された犬、猫、うさぎの販売を禁止するというものです。

「営利的に繁殖された犬・猫・うさぎの販売は、行くあてがなくアニマルシェルターで命を終える動物が増加する一因となっている。これら営利的に繁殖された犬・猫・うさぎの店頭での販売を禁止することは、アニマルシェルターにおける動物の殺処分率を低下させ、譲渡率を上昇させるために有効である。」

と言うのが、新しい条文には書かれており、ずいぶんと日本と違った見解です。
「営利的に繁殖された犬・猫・うさぎ」はパピーミルやキティファクトリーとか呼ばれるところの人たちのことを指す、ということのですが・・。


で、パピーミルってなんだろうと思ったら、ここに載っておりました。
ちなみに画像もありますが、ちょっとこれはひどいって思います。


こういうところに近いのは見たことがあります。
そこはとても清潔とは言いにくいし、どう見ても老犬や何回子供を生んだのかわからないくらいお腹の皮が伸びている母犬がいました。
それをこういうもの、だったのかな、程度です。

その時、犬を飼うと決めて探していた時だったのですが、さすがにそこは避けました。
明らかに異様に見えたためです。
ブリーダーとか名乗る人もいましたがそこは・・・保護施設があってもおかしくないかなって言うくらい、民家も近くにない、むしろ山の奥って感じのところで小屋と鎖に繋がれた犬がいる、という感じでした。

そんなことを思い出しながらこの記事を読み返すのですが、日本ってやはり欧米より遅れているのかなと思うんです。

LAでは来年の6月以降、生体展示販売が実質禁止になり、「ただし、公営のアニマルシェルターまたは市の認可を受けたNPO団体やレスキューグループから来た動物は除く」という部分があるのですが、アニマルシェルターから動物を仕入れて販売ではなく、こちらの記事にあるように大手ペット用品店メーカーがシェルターの動物たちを譲渡会のことを指ます。

ということを踏まえて考えると、どこまでも日本は遅れているんだと思うのと、これから一人でも多くの人が声を上げて行かなければいけないんだなと思いました。


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